おたくの読書感想文「『浪費図鑑-悪友たちのないしょ話-』を読んで」

 
きっかけは私がフォローしている方のRT。オタクの趣味に対するお金の使い方とかバッグの中身とか化粧品とか、そういうのが気になる私はその本の存在を知ってすぐヴィレヴァンオンラインで購入。
そうして手にした『悪友vol.1-浪費-』がこの度パワーアップして商業書籍化!自ジャンルなこともあってK-POPのペーパー欲しさにヴィレヴァン行ったけれど入荷してないんですって言われたので普通に書店で買った。表紙のタイトルの上に書かれた"Money is a girl's best friend."から既にただならぬ空気を感じた。お金と私はズッ友だょ…!

同人誌の時から「EXOに浪費した女」の話が好きで、私の推しが去年ワールドツアーで公演不参加って主催者側から告知されたことが2度あって、公演に行かない自分ですらキレてた(原因不明だったこともある)のにチケットとってたらなおさらやるせない気持ちになるよなあ…って初めて読んだ時に思った。だから2度目のアメリカ公演で輝くカイくんを観られたって見てもう自分のことのように嬉しかった。「行きたい気持ちがあって、金銭的に叶えられるなら、道なきところに道をつくり、素早く飛ぶ。」この一文が大好き。

今回新たに収録された寄稿のなかだと「触ってほしい一心で浪費する女」が好きだ。最初に目次が公開された時、タイトルだけでは何に浪費してるのか全然予想できなくてどういうこと?と思っていたのだけれど、本文を読んで納得した。美容院でシャンプーしてもらう時に毎日誰か私の髪洗ってくれないかなーなんて思うもん…人にやってもらうのってなんであんなに気持ちいいんだろう。

浪費って周りに「それお金のムダじゃない?」って言われてはじめてそうなのかなって思うもので、使ってる本人は全然浪費と思ってないから「養育費」とか「化粧品実質タダ」とかいう言葉が出てくる。
私のごく小さな浪費話だが、去年のせぶちのコンサート大阪公演にあわせて帰省して、コンサートから帰宅してふわふわした気持ちで開いたTwitterにてアドトラックにメンバーがサインを書いたのを知り「ちょっとトラック追っかけてくる!」と言い残して翌日始発の新幹線のチケットをおさえて東京に戻ったことがある。チケットないけど会場来た記念に中野サンプラザ推しのうちわを買い足してトラックの写真を撮り、その後ふらふらしてたらトラックに遭遇したので原宿から新宿まで歩いてトラックルートを辿ったりした。2日間の東京滞在を経てまた実家に戻ったので親には色々言われたわけだが、やらない後悔よりやった後悔(しないけど)だし新幹線付き推しのサイン鑑賞ツアーと考えれば格安プラン。
私の大好きなアニメ「アイカツ!」の格言を借りるなら「直感でいこう!」、これが私のオタクとしてのスタンスだ。

この本を読んでいると金額に関係なく自分の好きな人やものに対してお金を使うことの楽しさが伝わってきて私もなんだかわくわくして、もっと推しにお金使いたい!と思わせてくれる。推しは現在ワールドツアー中、今年はきっと全部の公演に出られると思うから安心しているのだが、1ヶ月ほど前に黒から紫に染めるために色を抜いたであろう推しがまた色抜いてたので指示した人はもうちょっと推しの頭皮を労って欲しい。